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仕事のしない女性がさぼる

 会社で「仕事をせずにさぼってばかり」というとき、大抵は女性社員のことではないでしょうか?
 また、「さぼる」という行為が問題として取り上げられる多くが女性の行動ではないかと思います。

 では、男性はさぼっていないのか?
 さぼっている人は、男女関係なくさぼり。
 真面目に働く人も、男女関係なく働いています。

 では、なぜ女性社員のさぼりが目立つ(気になる)のか?

 1 職務の違い
 女性が社会に進出し、男女雇用機会均等とは言ってもやはり職務より男女の偏りがあります。
 法人等を取引相手にする多くの企業では、男性は外回りを中心とした営業職。全国転勤が可能な総合職。
 これに対して女性の多くは常に席にいる事務職等です。
 仕事中、同じ一息(さぼり)であっても常に社内いる事務職の方が目立つのは当然です。

 2 管理制度の問題
 未だ多くの企業で管理職を務める大半は男性です。
 中小企業に限って言えば、経営者の親族を除くと殆どが男性ではないでしょうか?
 男性の管理者は、男性の行為に対する判断が甘く、女性の行為に対する判断が厳しい場合もあります。
 例えば、男性に多い勤務中の喫煙行為をサボリとして厳正に処分をしている企業は少ない(未だ容認している)にも関わらず、女性の必要以上のお茶組みにも目くじらを立てる。
 単純に女性への理解。扱い辛さ等が評価を歪めている場合もあります。

 3 生活スタイルの違い
 多くの場合において、家事労働の割合は女性に多く割り振られています。
 このため男性は仕事の前や後の時間について、女性より融通しやすいです。
 ストレス発散の方法は人それぞれですが、男性はこの時間を確保し易く、女性はし難い環境にあります。
 家事を行いながら会社勤めを行う女性にとって、会社の中だけが他人を接する唯一の時間であるという場合も少なくありません。
 このような場合、休憩時など私的な時間が少ない中で騒ぐことが、日々の業務における評価に影響を与える行為の一つとなっている場合があります。 

 3 仕事に対する姿勢の違い
 日本の社会構成上、多くの家庭での家計に占める収入の多いのは男性です。
 そのうような企業においては、社員に期待する中身も男性に偏っている場合が多いです。
 ライフワークバランスと言葉だけは広がっています。
 しかし、実際は多くの企業で家庭のことに時間を割くことは難しく、女性が家事労働の中心にならざる負えない場合が多くあります。
 これらを背景に、結婚や妊娠を理由に働きづらくなる職場が多い。
 男性の給料が中心となり、女性の仕事は補助的な位置付けにある。
 このような状況で、男女同じ姿勢を期待すること自体にそもそも無理があります。

 中には、素晴らしい姿勢で業務に取り組む女性もいるでしょう。
 それは同じ姿勢の男性に比べて、遥かに評価すべきことです。
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