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さぼらない人とは

 さぼらせない方法を考える前に、さぼらない人がどういう人なのでしょうか?

 さぼらない人は、「真面目」「勤労者」「信頼できる人」等としてその個人の本質がそうであると考えてはいないでしょうか?

 それは間違いです。

 人にはそれぞれ個性あり、中には何事も一生懸命する人こそいれど、本質に大差はありません。
 会社の中でさぼる人の多くはその環境ゆえにそうなったと考えることが、問題解決に必要なことです。

 ・さぼらない人の特徴
 仕事に対して前向きである。
 手待ち時間等に指示を仰ぎ進んで業務を行う。
 自ら仕事を見つけて取り組む。
 一言で言うとさぼる人の対極に位置する人ではないでしょうか?
 さぼらない人は、それ故に評価され役職や賞与等によってその形が表れています。
 ・評価されている人がさぼらない人
 さぼらないから評価している。と管理者は考えがちです。
 確かにその通りであり、間違いではありません。
 しかし、評価とは誰かと対比したからこそ生まれたものです。
 良い評価をしたことにより、相対的に生まれた悪い評価の人がさぼる人なのです。

 ・良い評価を受けた者
 良い評価を受けて悪い気がする人はいません。
 一度良い評価を受けた者はその期待に応えるため。
 より評価を高めるために努力します。
 また、役職・給与・賞与等目に見える形で現れれば、本人のモチベーションも保たれます。
 ・悪い評価を受けた者
 悪い評価の者について、自業自得等の一言で片づけてしまってはいないでしょうか?
 冒頭で記載したとおり、人は公平な評価を行うことが苦手です。
 このため、悪い評価を受けた者の多くは、単に相対的に悪いだけであり、その評価結果についてなんらかの不満を持っています。
 公平な評価制度が保たれていないと考えれば、悪い評価の人のモチベーションが低下し状況は悪くなる一方です。


・さぼる人、さぼらない人の公平な評価
 悪い評価を下した人について、貴方(会社)は客観的に示すことができる証拠がいくつあるか一度確認してみてください。
 その証拠として、始末書、訓戒処分、苦情の履歴。
 定期昇給等においてどのような理由で昇任し、また昇任させなかったのか。
 これらのことを記録として管理ししているのであれば、ある程度の評価をしているのかも知れません。
 このような評価を励行したことがなく、ただ「さぼる部下が・・・」と嘆いているのであれば、まずそれを始めることがスタートです。
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